95日目  佐賀県縦断 長崎県田平町~熊本県


この記事以降は書いている時点で宮城に帰宅済。
記憶を探りつつ、書きます。

道の駅たぴらで起床。
寝てる間に斜め向かいに見知らぬ爺さんが寝ていた。
そそくさと出発。
佐賀県には近所に伝建地区が並んでいるので、今日1日でぶったぎります。

まず向かった先は有田町。
有田焼で有名なあの有田です。

道の駅からは1時間程度で到着。
早速観光案内所にて地図を頂く。
駐輪場を聞くと、近所の神社に無料の駐車場があるので、そこであれば大丈夫とのことだったので神社へ向かう。

バイクを停め、せっかくなので参拝。

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鳥居やら灯籠やら有田焼で作られていた。
流石焼き物の町。

江戸時代から陶器生産で栄えており、当時からの町並みも残っている。

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裏通りにはトンパイ塀なる塀が。

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これは焼き物を作る際の耐火レンガ、使い捨ての窯道具、陶片を赤土で塗り固めて作った塀らしい。
再利用ですな。
軍艦島も埋め立てをする際に、ボタと呼ばれる資源としては使用できない石を用いたらしいし、両者ともある意味エコ。

泉山採磁場

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1616年に発見されて、日本で初めて陶磁器が作成できるようになった。
現在はほぼ採掘し尽くしたらしく、使用されていない。

その付近には有田町歴史民族資料館なるものがあったので入館。入館料100円。

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中には各時代ごとの陶器や、陶器作成の手順、それに使用された道具が展示されていた。
特に面白かったのが陶器製の貨幣。
戦時下にて金属が不足し、硬貨を作成する余裕もなかったため、陶器にて作成した貨幣を流通させるという話になっていたらしい。
既に作成も終え、流通直前となったところで原発が打ち込まれ終戦。
お役御免となった陶器の貨幣はほぼ全てが廃棄されたが、残されていたごく一部がこの資料館に展示されていた。
貨幣のみならず、陶器で作成されていた爆弾などの武器も展示されていた。
鉄屑の輸入相手のアメリカと揉めたらそうなりますわな。

有田陶器美術館

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入場料100円。先程の資料館といい、とても良心的。
裏を返せばそれだけ儲かっているんだろうか。
有田焼関連の納税額だけで相当いってそうだしな。

館内は撮影不可でしたが、有田焼の歴史が見れて面白かった。
中国の模倣から始まった有田焼が、代用品の立場から徐々に名を上げ模倣されるまでになっていく過程は燃えます。

有田異人館。

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陶磁器を買い付けにきた外国人商人の宿泊施設。
見学は不可。

続いて、少し南へ行き嬉野市塩田津へ。
近所の図書館が観光案内も兼ねているようだったので、そちらにて地図を頂く。
すると係の方に話しかけられる。
どうやら背負っている山装備を見て興味を持たれたらしい。
山登りが趣味の方らしく、話が合う。
こちらは高い山があまり無いとのことで、アルプスに憧れているらしい。
丁度携帯に保存していた昨年の北アルプス縦走時の写真を見せて魅力を伝えておいた。
東北に住んでいても、九州に住んでいても、山登りが好きならやっぱり日本アルプスは憧れますよね。
書いていてまた行きたくなってきた。

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犬の名前はタイガーらしい

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町並みは川港と長崎街道で栄えた江戸後期の商家などがあったらしい。
とても修繕が入っているので、評価が別れる町並みかと。

さらに南へ移動し、鹿島市へ。
肥前浜駅という駅に観光案内所があるというのでそちらへ向かう。

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親切な案内員さんに細かく説明をしていただき、地図を頂く。
ここから目当ての町並みは歩いていける距離なので、駅の駐輪場にバイクを停め出発。

まずは鹿島市八本木宿。
ここは宿場町と酒造で栄えたらしい。

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コンビニにも歴史を感じる。

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お腹が減ったので近くにあったお菓子屋へ立ち寄り、名物なのか、宣伝されていた巻きようかんを購入。
スポンジの皮に包まれた柔らかい羊羮。ボリュームがある。
店のおじさんから優しい言葉をかけていただく。
イージーライダーという映画がありますが、あそこで描かれているような余所者への対応とは逆。
こんな風に人に優しく、他人の生き方を許容できるようなおじさんになりたいものです。

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町並みは江戸から昭和までの建築物が軒を連ねており、凄く良い。

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町並み案内所へ入ると、おばさんにお茶を出していただき、30分ほど座敷で雑談をする。
落ち着く。冷えた体が暖まる。

そうしているうちに、おばさんから今日泊まっていかないとのお誘いを頂くが、まだ14時、そしてそろそろ日程が厳しいので丁重にお断りをする。
昨日のフェリー乗り場の方といい、この辺りのおばさんは優しい。
近くまで来たらいつでも泊まりに来なさいよとの有り難い言葉を掛けていただき、案内所を出る。

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酒造町ということもあり、「試飲できます」の文字が度々目に入る。
ここはバイクで来るには刺激が強い。飲みたい。

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観光酒屋にて甘酒の試飲も行っていたので、そちらで我慢。
甘酒アイスと日本酒ケーキを購入。
ケーキはアルコールが入っているので、寝床で食べるとする。

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この酒屋の奥には昭和の家を再現した部屋もあった。

そしてこの町の隣には浜庄津町浜金屋町なる町が。
ここは鹿島藩の河港町として商人や船乗り、鍛冶屋が住んでいたらしい。

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入り組んだ路地には茅葺屋根や、古い家が残る。

茅葺き屋根の家は修繕して整備されていたようで、かなり新しい。

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コンセントや水栓も完備。住める。

今日はさらに進む。
この後、長崎の雲仙を経由し、フェリーで熊本に戻る。

途中、気になる看板を発見。

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フライドカレーと手巻きカレー。
立ち寄る。

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店舗に隣接した住宅の呼び鈴を押す。
陽気なおじいさんが登場し、店舗へ案内される。

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注文を受けてから揚げるようで、その間しばしおじいちゃんと雑談。
この辺りでは新聞に載ったりとある程度の知名度があるらしい。

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手巻きカレーはクレープ風の甘い皮にカレーライスが包まれており、フライドカレーは見ての通りカレーの周りに衣が。
予想以上にボリュームがあり、結構うまい。

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地元の企業と提携して現在特許出願中らしい。
今後日本全国に売り出すかもしれないとか。
おじいちゃん頑張ってらっしゃる。
実際食べやすいボール状にしたら売れると思う。美味しいしボリュームもある。
おじいちゃんに別れを告げ出発。

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雲仙市へ渡る道で、海の上に一直線に作られた堤防上の道。
7キロほど、一直線、信号も何も無いので走っていて気持ち良い。

雲仙市にて本日最後の立ち寄り場所、神代小路へ。

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暗くなってきてしまい分かりづらいが、城下町で武家屋敷。
道で会った叔父さんに案内をして頂く。
おじさん曰く、伝建地区に登録されたはいいものの、見所は無いらしい。
生垣、石垣、水路、鍵曲があり、当時の風景を良く残してはいる。
観光ってよりは景観を見て雰囲気を感じる町。
当時の町にしては道路が凄く広い。
資料館が2件あるくらいで、後は本当に普通の町。
確かに歴史が好きな人以外には厳しい場所かも。
東北出身の自分にはこの辺りの歴史など分からないので、説明を聞いてもしっかり理解するまでに至らなかったのが残念。

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そして有明フェリーにて熊本に渡り、公園が併設されている道の駅へ向かう。
今晩から寒波が来ているらしく、なかなかに寒い。
0度を表示している温度計を眺めながら目的地へ到着。
就寝。寒いっちゃ寒いけれどもバイクに乗ってなければまだ大丈夫。

本日の移動距離 197.6km

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