92日目 オランダちゃんぽん 熊本県宇城市~長崎県長崎市


朝起きて外のベンチで米を炊いていると、見知らぬおじさんに絡まれる。
どこから来たのか尋ねられ、これから帰るところと告げると勿体無いと持論を展開される。
渡り鳥のように夏は北、冬は南で生活しているらしいが、残念ながら自分にはそんな金銭的な余裕はないんですな。
不労所得がたんまりあるとかだったらそういう生活してもいいかもしれないが、やっぱりある程度生活に基盤は欲しいなと思ってしまう。
恐らく本当のバックパッカーとかには向いてないんだろう。

放浪のルートにしても何にしても、持論を押し付ける人ってのは苦手。
選択肢として聞いてはおくけれど、強要はしないでいただきたい。
親切心なのかもしれんが、逆に作用すると思う。
情報として提供する程度で、後は自分で決めさせるくらいがいいんじゃないでしょうか。
ある程度自分で物事考えないとどんどん判断力が鈍って頭悪くなる。好きにやらせて下さいな。

そうこうしていると一昨日のお爺さんが自転車を押しながら現れた。
なんと昨日旅先で自転車の変速ギア部分が後輪に巻き込まれ破損してしまったという。
高速走行時でなかったので後輪ロックで転倒というケースにはならずに済んだという点だけは良かったが、この道の駅まで40キロも自転車を押してきたらしい。
時間がかかったと笑っていたが、ご無事で何より。
自転車修理のためにしばらくこの道の駅に滞在をするらしい。
確かにこの辺りは都会なので自転車の部品も手に入るし、修理業者も多そう。
話をしながら産直の開店を待つ。
流石に二日間お世話になったので、買い物をしていきたい。

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品揃えも豊富で、良い産直だった。

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早速いきなり団子を購入。
お爺さんと一緒に食べて出発。
またどこかで会いましょう。

今日は島原、天草を経由して長崎へ向かう予定。

熊本には伝建地区は無いが、景観の良さそうな街並みがあるというので立ち寄ることに。

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宇城市白壁作りの集落。

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白壁の建物が点在。
本当に点在。
一個一個は趣があるけれど、統一感がもう少し。
でも、説明の看板が多かったり、街を推して整備保存している様子は好印象。

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それ以上に台風で浸水被害があった件の方がある意味印象に残った。
海沿いはこういう時怖いですね。

三角港。

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明治時代の港街の景観が残っていた。
年季の入った洋館ばかり。
九州、山口の近代化産業遺産の一部として、世界文化遺産に推薦されているらしい。
確かに綺麗な街並み。

九州は欧米との貿易をしていたせいか、他地域よりも欧米の文化を取り入れた古い建築物が多く面白い。

見物を終えて戻ってくると、停めていたカブを舐めるように眺めている男性が1名。
話しかけてみると、開口一番、カブはいいよねぇ。
話し方といい表情といい凄く良い人そう。
どうやらバイク乗りの方で、今日は違うバイクらしいがカブも色々と所有しているらしい。
カブ70、タイカブ、ジョルカブも所有しているという。本当にカブが好きな方だった。
話を聞いてみると、北九州にある「お達者カブ倶楽部」なるカブ乗りサークルに所属しているとのこと。
とても詳しい方だったので、カブ90の4速化の話やボアアップの相談をさせていただいた。
貴重な情報が得られた。ありがたい。
そんな話をしていると、むしろ君北九州来ちゃいなよ。というお誘いが。
みんなでやればボアアップなんて腰上の分解だけだからすぐ終わるよーというありがたいお誘いも。
正直心が揺れたが、自分でやってみたいと思っていたので大変申し訳ないが遠慮をした。
旅の終盤でカブ改造、パワーアップして進むとか、想像するだけでロックマンでパーツ装備してシグマステージに向かうような高揚感を得られるが、何よりピンクナンバーに変更しないといけないんですよね。
まぁブログやってなかったらバレようが無いので誘いを喜んで受けたかもしれないが。
ホームページも情報が豊富だったので、今後の参考にさせていただきます。ありがとうございました。

その後天草の海沿いを経由

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フェリーに乗り長崎県へ渡る。

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ターミナルにて秋田の方に話しかけられた。
東北の方に会うと話が弾む。

長崎側に降りると、早速カステラと欧米人の像がお出迎え。

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長崎って感じだ。

カステラは一旦スルーし、この先の雲仙の道の駅へ向かう。
ここには雲仙普賢岳噴火時の様子がそのまま保存されているという。
怖いもの見たさの気持ちも少々あったが、実物を見ると酷いもんでした。

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この奥に見えるのが雲仙普賢岳。

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何事もないように佇んでいるけれど、噴火するとこんなことになるのか。
自然には勝てないな。
先日の御岳山の件もあるし、登山にしろもうちょっと警戒して行動しよう。
阿蘇山も噴火したしな。

道の駅向かいの産直に立ち寄ると、新米が安い。

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玄米状態での販売だったが、尋ねてみると無料で精米もして下さるらしい。
精米したてが一番美味しいんですよね。
迷わず2キロ購入。
食べるのが楽しみ。

ここから雲仙の峠を越えながら長崎へ向かう。
せっかくなので雲仙地獄温泉街に立ち寄ることに。

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峠ということもあり、道端には残雪。
ここ数日冷え込んでいたからな。
あとから話を聞くと前日までは車道にも残っていて通行が厳しかったらしい。
危ない危ない。

地獄温泉街へ。

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煙が吹き出とります。立ち込める硫黄臭。

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写真では伝わりづらいですが、温泉街とはいっても、長崎だからか全然和風の旅館が無いんですね。
洋風な物件ばかり。
面白い。

青雲荘という旅館へ。
温泉博士のクーポン利用で無料だったんですが、これまたこれまでで最高クラスの風呂。
修学旅行生が来ていたので内風呂は利用不可でしたが、別に露天風呂のみの浴場があるのでそちらに入浴。

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これが本当にいい雰囲気で。
そして泉質も良く、暖まる。血行が良くなる。
良すぎて一緒に入っていた方に断って写真を撮影。
全裸でタオルも巻かずに一眼のファインダーを覗き込む様子はさぞ滑稽だったでしょう。

撮影後に入浴してきたおじさんと話し込む。
元々大型バイクで峠を攻めていたというおじさん。
平坦な道でなく、ヒルクライムとダウンヒルで競うらしい。
CB750とゼッツーを乗り回していたという。
リアルバリバリ伝説。
最近のバイク乗りはブランドのせいかみんな同じ格好をしていて個性が無いと嘆いていた。
昔は今と違って防寒のしっかりしたジャケット何て無く、みんな工夫して着込んで防寒をしていたため、みんなバラバラの格好で面白かったらしい。
確かに、現代は服や物のブランドって個性を主張できるようで他人と同じ。一理ある。

明日、軍艦島に行くという話をすると、知り合いの方が昔住んでいたとのことで少し当時の雰囲気を教えていただいた。
みんな近所に住んでいるものだから、飲み会の際は朝帰りばかりだった話。
炭鉱を閉鎖する直前、知り合いが出ていった空き部屋も使ってちょっと贅沢をしたり。
活気があって、学生寮みたいなもんだったんだろうか。
明日行ってみれば分かるか。
貴重な話をしていただいたお礼を告げ、湯を出る。

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新製品ぷよぷよ通。
修学旅行生が来ていたので稼働はしていなかった。

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出る頃には真っ暗に。
夜道を長崎へひた走る。

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途中、小浜温泉に世界一長い105mの足湯があった。
が、夜なのでよく分からなかった。

長崎市に突入。
丁度いいタイミングで、屋久島でご一緒した長崎在住の啓太さんから連絡が来る。
実は昨日、長崎で地元民おすすめの店を尋ねていた。
教えていただいたのが思案橋ラーメンという店。
こってり目の長崎ちゃんぽんが食べれるらしい。
こってり大好きなので早速向かう。

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到着。
中に入るとたくさんのサインが。

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福山雅治がご贔屓のお店らしく、サインは驚きの福山雅治率。
早速ばくだんちゃんぽんを注文。

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間もなく出てくる。
なかなかにボリュームがある。
スープを一口飲んだところで、ライスを注文。
このスープのとろみ、味、絶対にライスに合う。
宮城県民限定でわかる話をすると、仙台っ子ラーメンにライスを頼むような感覚。

当然ちゃんぽんだけでも美味しい。
濃厚でとろみがあるスープ。これが長崎ちゃんぽんか。
とても美味しゅうございました。大満足で啓太さんにお礼の連絡。

その後、眼鏡橋を見学。

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夜景はロープウェイに乗る必要があるらしい。
寒い中のナイトランで疲れていたので、断念した。
ロープウェイでなくとも少し眺めの良い展望台が近くにあったと知ったのは数日後のこと。
そっちだけでも行っておけばと後悔。

明日の軍艦島クルーズは昨日のうちにネットで予約をしておいた。
朝9時過ぎにこの長崎市街にある乗り場に集合。
というわけで、近所の快活クラブにて宿泊。

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ソフトクリーム食べ放題が嬉しい。

本日の移動距離 251㎞

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