90日目 薩摩は武家屋敷が多い 鹿児島県南薩摩市~熊本県宇城市


昨夜は相当風が強かったが、朝起きると収まっていた。
カブは軽いから相当風に煽られるので、助かる。
日が昇りきるまであたりを散歩して時間を潰していると、少し離れた場所にある公園に地元ナンバーのバイクがテントを張って宿泊していた。
なんだろう。趣味だろうか。
普通のキャンプもだけれども、たまに外で過ごすとかなり気分転換になる。
以前仕事をしていたときもたまに一人でタープと椅子、テーブルを持参しキャンプ場へ行き、一人でダラダラと本を読んだりすることで気分転換をしていました。
そんな感覚だろうか。
確かに外で寝ると体内時計が正常になるので、たまに行うと良さそう。

そして出発。
今日は入来という地区の武家屋敷と、その北、出水の武家屋敷の2件の伝建地区見学がメイン。

まずは入来武家屋敷に向け走る。

image

晴れてはいるものの、やはり朝早いので寒い。
段々と指先の感覚が失われてくる。
たまらずファミマに逃げ込む。
店内をうろうろとしていると、貞本先生の漫画版エヴァンゲリオン最終巻を見つける。
あぁ、もう最終巻出ているんだな。
ちょろっと立ち読みしているうちに体が暖まってきた。ファミチキ買って再出発。

したはいいもののまた冷えてきた。
末端の冷え性なんだろうか。
昔から冷やすと指先の感覚無くなり易いんですよ。
養命酒飲んだら改善するだろうか。
ツーリングマップルによると、この先の道の駅に足湯があるのでそれを心の支えに耐えて走る。

image

image

無事足湯到着。
震えながら裸足になり、手足をお湯に浸ける。
だんだんチクチクとしてきて感覚が戻ってくる。
一人でガンダム08小隊ごっこをしていると、知らないおっちゃんに応援らしき声をかけていただく。
しかし、訛りなのか、使っている言葉自体が違うようにも聞こえたが、あまりおっちゃんの話した内容が理解が出来なかった。
最後の方は理解できた単語を拾い集め、そこから内容を推測。
おっちゃんは満足したのか笑いながら去っていった。
応援して下さってるっていうのは凄く伝わってきました。ありがとうおっちゃん。

image

ここでは温泉水が汲めるので、本当に絶え間なく列が形成されていた。
そんなに健康に良いのかと思い、飲んでみると不思議なまろやかさ。
美味くはないが、匂いが強く、何かに効きそうな気もしてくる。

image

お茶請けにならぬ温泉水受けにお売店で芋もちを購入。
さつま芋が練り込んであり、甘い、安い、ボリュームがあると3拍子揃ったいい郷土料理。

温泉lの力で体を暖め出発。
入来武家屋敷へ。

image

image

案内所があったので入ってみると、古民家にチラシが置いてあるテイクフリーなスタイル。
清色城跡とその周りの住宅街が保存地区の様子。

image

image

城跡は現在中学校になってました。
校門が立派。
そしてその校門が母校の小学校に酷似。
そういえば小学校も城の近くに建てられたものだったな。当時は全く興味無かったが。

image

image

image

住宅街を歩いてみると、当時の石垣は残っているものの、ほとんどは家が建て替えられている。
当時と同じ屋敷割りは保っているらしいが、ここまで普通の民家が多いとは思わなかった。

奥の方に見学無料の増田家という古民家があった。
医者の方が診療所として利用していた様子。

image

image

係りの方が屋敷の説明をしてくださる。

image

image

天井が低いのは刀を振り回せないようにするため。
京都の方では実際に天井に刀傷がある武家屋敷もあるらしいですよ。と仰っていたが、どこにあるのかは言ってなかったので詳細は定かではない。
でも池田屋付近の三条大橋には刀傷らしきものが残っているらしい。気になる。

そして上の写真に写っている2段になっている襖の上部、ここは空にしておくものだったらしい。
というのも、自分の首を入れるスペースとして、忠誠を示すためのスペースだったとか。
いつでもあなたのために殉ずる準備はございますって感じだろうか。
当時は大名でさえ一揆などが起こってしまうと切腹を命じられることもあったんだから、みんな命懸け。
凄い時代だ。

現在は茅葺き屋根だが、数年前までは瓦屋根だったらしい。
施設解放につき物件を調べていたところ、当時は茅葺きだったということが発覚したため修復工事が行われた。
それにあたり一旦屋根部分を解体したら元通りに組めなくなってしまったとの話。
当時の職人さんの腕は凄かったらしい。
現在と違って釘使わないしな。そのうち組手のみで家を建てれる人もいなくなってしまう可能性はあるのだろうか。

image

image

image

敷地内には表と裏で2階建て、3階建てに見える石蔵も有り。

雰囲気は感じられるが、あまり当時の建物が残っていないのが残念。
切り上げて先へ進む。

続いて出水市出水麗へ。

image

image

image

こちらも武家屋敷群。
当時薩摩班には士族が多く、かなり武家屋敷があったため現存しているものも多い。
伝建地区だけで3ヶ所目。
ここは肥後藩との国境だったため、薩摩藩最大の武家屋敷郡だったらしい。
確かに、非常に広い。そして当時の住宅が相当数残っている。
そして広さは44ヘクタール。これはバチカン市国とほぼ同じ面積らしい。まったく伝わらない。
東京ドームが4.7ヘクタールなので、東京ドーム10個分って表現が妥当だろうか。
とにかくそれくらい広い。

一般公開されている竹添邸

image

ドラマ篤姫のロケでも使用されたとのこと。

image

受け付けの方が物凄く話しやすい方。
薩摩の歴史のお話を伺った。

その隣の税所邸。

image

中は広く、弓の室内練習ができるスペースまで。

image

image

そしてこちらは西南戦争時に政府軍に占領されたらしい。
そういった意味でも重要な地区。
解放されている住宅以外は現在も人が住んでいる。
特別観光地化はしていないけれども、これだけ綺麗に残っていると見ているだけで楽しめる。

武家屋敷群を出て5分程歩けば日本一のお地蔵さんとなるものがあるというので、そちらにも行ってみる。

image

途中、見たことない自販機を発見。

自販機にはポップコーンと書かれているが、どう見てもカップ麺しか売ってない。

image

そして日本一のお地蔵さん

image

高さ4.15m。一刀彫では日本一との記載があった。
少し見て満足。

出水を出発し、熊本を目指す。

するとすぐに日本一の大鈴なる看板が目に入ったので、立ち寄ってみる。
箱崎八幡神社という場所にあるらしい。同じ出水市内なので先程の武家屋敷のすぐ近く。

入り口に到着して度肝を抜かれる。

image

image

わーめでたい。
鈴じゃなくて鶴もデカい。というか鶴の方がデカい。顔がリアルで怖い。
ちなみに大鈴、写真の写り込んでいますが完璧にインパクトで鶴に負けてます。

image

金箔張りで高さ4m。重さ5トン。
デカいがこれ鳴らせない。

image

image

鈴関連の像は多いが、先程の鶴のインパクトが強すぎて霞んで見える。
鶴の飛来地だからあんな大きな鶴の像があるらしいが、裏目に出てないか。

道の駅みなまたでお土産を選んでいるフリをしながら試食をしていると、

image

image

江口寿史さんのポスターが。
江口さん、水俣市出身だったんですね。
いいポスターだな。欲しい。

そしてまた走り出す。
お土産は買っていない。
この先にある金波楼という温泉に興味があるのです。

迷いながら到着。
日奈久という温泉街の中にあるんだけれども、その温泉街自体が

image

夜でこんな雰囲気になっていたので、なかなか見つけられなかった。
建物や町並みは古くていい感じだったので、日中に来れば面白い地域なのかもしれない。

さて金波楼、素晴らしい外観。

image

image

道後温泉や銀山温泉街にも劣らない存在感。
1910年(明治43年)開業とのことなので築104年。
当時から木造3階建て。時代としては日露戦争が終わった頃か。
こんな建築物の温泉宿が現在でも営業してくれているのは素晴らしい。
平成21年には国の登録有形文化財に登録。この佇まいをみると納得。
ちなみに日奈久温泉自体は600年の歴史があるという。

さっそく入舘。
温泉博士クーポンで無料で入浴するのが申し訳なくなるくらい趣がある。

image

image

写真では分かりづらいけれども、ガラスも現在では製造されていない大正ガラス。素晴らしい。

image

脱衣所にて告知の張り紙が。
明日から改装工事だったらしい。危なかった。
お湯は柔らかめの泉質で程よい温度。
露天風呂も雰囲気が良く、長風呂。最高でした。

image

無料で入れてもらったのが申し訳なくなったので、気持ち程度にラムネを購入。
普通の日帰り入浴でも500円、宿泊も1万円台で泊まれるので良心的。
ここはまた来たい。
この先も営業していて欲しい温泉宿。

その後、夜道をひた走り道の駅宇城へ。
温泉に入ったお陰で体は暖まっており、温度計は2度を指していたが凍えることは無かった。

image

この道の駅、24時間解放されている休憩所があるんですよね。
しかも座敷付き。パソコンも24時間利用可能なので、閲覧できるサイトは制限されているものの、情報は入手できる。
先に入らしていたお爺さんがおり、話してみるとなんと11月12日にコンビニで少し話した自転車乗りの方だった。
再会するとは思わなかった。面白いなー。

本日の移動距離 209.4km

スポンサーリンク
にほんブログ村 旅行ブログ 日本一周(バイク)へ
ブログランキング参加してみました
宜しければクリックお願いします
2 Comments

Add a Comment

メールアドレスが公開されることはありません。