87日目 九州が予想以上に寒い 種子島西之表港~鹿児島県鹿児島市


雨の中受付開始を待つ。
とは言っても一緒に港まで着た加藤さんのご厚意に甘えて、しばらく寝かせていただいた。
受付はプレハブ小屋のみで、並ぶにしても雨風を防げる場所は無かった。
耐えかねてテントを張ったが、4時頃、撤収指示。
雨に打たれながら朝を待つことに。寒かった。

朝方、KLXに乗ったおじさんが最後尾に並ぶ。
コンビニに行っていた方と順番が入れ替わるも、前から10番以内には入っていたので誰も気に止めなかった。
朝になって続々とライダーチャリダーが到着するが、時既に遅し。
既に10名以上並んでいるのを見てどんどん引き返していく。
結局15名くらいがこういったロケット打ち上げの状況だし、全員乗せてくれるのではないかという淡い期待をして並ぶ。

受付開始して驚いたが、本日の定員は7名らしい。
3名、往復でチケットを購入されているので優先的に乗船権があるらしい。並んだ人誰も知らず。
自転車も1台は1台。全く情状酌量の余地は無く審判が下される。
仕方がなく貨物船へ移動する方々。
運悪くコンビニに行っていた最中に並んでいたおじさんが7人目となる。
当然揉める。
当のおじさんは何を言われようと聞こえないふり。
会話どころか視線を合わせることすら拒絶し乗船権を確保する姿勢には驚いた。
賢い生き方かもしれないけれど、正直退いた。
恐らく明日何か予定があったり、貨物船との併用も可能だということを知らなかったなどという背景はあったのかもしれないけれども、あの対応は凄い。
反面教師にしよう。

際どいラインにいる二人はこの後も予定があるようだったので、後は帰るだけで予定もないので自分が代わりに貨物船に乗ることに。
というのも、港が違うため時間が余分にかかることを除けば運賃、さほど変わらないんですよね。
予定が入っていると厳しいけれども、予定が無いようなものなのでさして気にならず。
おお、我ながら余裕があってかっこいい。

というわけで、はいびすかすでは人のみの乗船を受付し、隣の貨物船受付所でカブを預ける。

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端の方にカブがあるのがお分かりいただけるでしょうか。

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はいすかすに乗船…といきたいが、船がやたら遅れていた。
結局40分程出航は遅れた。

船内では同じく貨物船利用組や加藤さんと話をしたりしたものの、すぐに寝てしまった。

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開門岳が見えてくる。
そして鹿児島へ到着する。

結局、船は1時間遅れた。
ここからバイクの引き取りができる港、鹿児島新港までは車でも30分強の距離。
しかも引き取り受付は17時30分まで。
現在16時を回っているので、あまり余裕が無い。
1日1便、下船時刻に合わせた路線バスがこちらの港に来るのだが、1時間も遅れたためバスには乗れず。
電車という手段もあったが、受付時刻に間に合わない。
結局皆で相乗りしてタクシーを呼ぶ。

加藤さん、カオリちゃんは沖縄に行くらしく、ここでお別れ。

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ロケット打ち上げまで一緒に楽しく過ごさせていただいた。
寂しいが、またどこかで。

折角なので最南端の都道府県である沖縄の地を踏もうかと考えたこともあったが、日本一周を名乗るため以外に特別沖縄に行く理由が見つからなかったため、これ以上は蛇足になると感じた。
那覇近郊は行ったこともあったし。修学旅行だけれど。
というわけで沖縄よりは最南端の百名山や縄文杉がある屋久島、聖地種子島の方に憧れていた。
今となっては日本一周なんて肩書きなんてどうでもいいし、何より当初から意識していた宮之浦岳を訪れた時、また、ロケット打ち上げに立ち会った時の気分の高揚を超えることはまず無いはず。

まあ負け惜しみの如くそれらしい理由を羅列したけれども、ぶっちゃけ金が無いだけだ。
金があれば飛行機でびゅーんと行って離島巡りをしていたことでしょう。
今年度分の税金年金保険代は支払ったものの、2月には愛車の車検があるんですよ。
いくらかかるかな。あぁ、久しぶりに現実的な話題。

そしてタクシーにてバイクを引き取りに来て気づく。
ヘルメットが無い。
どうやらタクシーを呼んだ際にあちらの港のベンチに置いてきてしまったらしい。
案の定はいびすかすの受付に電話で確認すると、ベンチに放置されていたそうだ。
当初の予定だとタクシーでなくタンデム(二人乗り)でこちらの港まで来るという話もあったので、船内にヘルメットを持ち込んでいたことが仇となった。
ひとまずこの後取りに伺うが、営業時間内には間に合わなそうなのでそのまま外のベンチに置いておいていただく。

ダメもとで荷物受付所の方々に理由を説明し、ヘルメットが無いかと訪ねると、あった。
おじいちゃん職員の方が昔使用していたものが倉庫の奥に埃を被って放置されていた。

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遠慮無く持っていけというのでありがたくお借りし、港へ戻る。

ヘルメットを回収し、引き取り受付所がある鹿児島新港に戻る頃には夜に。
感謝の気持ちを込めて缶コーヒーを4本添えておいた。安い。

もうここから先に進むのは諦め、近所の24時間営業の桜島フェリーターミナルで寝かせていただくことに。
24時間解放されているので、ホームレスのおっちゃん達の寝床となっている。
朝出ていく時間や、寝るにはどこがいいかを訪ねて回っていると、逆に差し入れをいただいてしまった。

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おでん缶。いただけないと言っても押し付けられる。
ありがたく頂戴した。
ホームレスの方は話してみると優しい方が多い。
野宿にも詳しい。大先輩だ。

本日の移動距離 161.3km

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