42日目 やたら施しを受ける 道の駅つちゆ~福島県会津 福福亭


テントに入り込む朝日で目が覚める。標高がある程度高いこともあり寒い。
外に出てみると山の方が赤く染まっていた。

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朝日を眺めながら撤収作業をしていると、上品な奥さまに話しかけられ、寒かったでしょーとお茶を振る舞っていただく。
伊達温泉の名水で佐賀の嬉野茶を淹れていただく。驚くほど甘味があって美味い。
緑茶ってこんなに甘味があるものなのか…
朝日を眺めながら奥さん夫婦とその飼い犬と一緒にお茶を飲む。おかわりまでいただいてしまう。

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こんな風景を堪能しながら美味しいお茶を頂くなんて、物凄い贅沢に思う。
奥さん夫婦はキャンピングカーで旅をして回っているらしい。
旅館などは逆に時間が制限されて不便に感じる。こうやって自分のペースで朝日や夕日、星空を楽しみながら旅をした方が楽しいと言っていた。分かる。
あの世に金は持っていけないが座右の銘だとか。こんな老後を送りたい。

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待てをしている犬。利口でした。

そんなことをしているうちに朝焼けがいい具合に。

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こいつは絶景。
道の駅からこんないい景色が望めるなんて、福島侮れない。

奥さん夫婦はゴルフに出掛けていった。優雅な老後だなー。
別れ際にみかんをいただいた。ありがとうございます。

みかんを食べながらガスストーブを用いて朝食のラーメンを煮ていると、今度は大阪から来たおじいさんに話しかけられる。
カブで一人旅していることに対して、必要十分の性能でやりくりしていて立派だと唸り、最近の若者は大きいバイクを買って徒党を組んでうんたらかんたらと主張をしていた。
そこまで言うからには何かあったのかと思い尋ねると、花巻の道の駅でそんな若者達に絡まれたらしい。
なるほど。
りんごとバナナを渡され、おじいさんは出発していった。大阪に帰るらしい。お互い今後絡まれないことを祈る。

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紅葉の115号線を抜け、会津へ向かう。

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しばらく走っていると猪苗代湖に着いた。
49号線沿いにあるベンチにて休憩。

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このベンチからの眺め、滅茶苦茶良かった。

会津市街を抜け、先に大内宿へ向かうことに。
小学校の修学旅行で来て以来です。

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こんな山道を進んでいくと、到着。
車用の有料駐車場の奥にバイク用の無料駐輪場がありました。

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のんびり進んでいたら会津市街から1時間近くかかってしまった。
信号や曲がりが多いので、北海道の感覚で時間計算すると駄目だ。
北海道は信号が無く、道も直線なので看板の距離数通りのことがほとんど。小学生の頃に勉強した道のり、速さ、時間の計算通りに行くことが多かったから楽だったなー。

大内宿の町並み

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重要伝統的建造物群保存地区として選定されているらしい。そんなのがあったのね。
気になって検索してみると、全国的に選定されていた。
東北で言うと青森県弘前市の仲町、黒石市の中町、岩手県の金ヶ崎町、秋田の角館、などなど。
Wikipediaに画像付きで一覧表があったけれども、これ巡るの絶対面白い。
寄れるところは寄っていこうと思う。

大内宿と言えばねぎそばが有名なんですが、あえて食べずに餅類を攻める。

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三色団子
味も色ごとに三種類にわかれていた。うまい。

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焼きだんご。味噌味。
味噌とだんごが合う。こいつも美味かった。

そばがきだんご

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これはそこそこ。

栃餅

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名物と謳っているだけあって美味い。
つきたてでもちもち。

そば粉のてんぷらまんじゅう

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あげまんじゅう。美味しい。

栃餅が一番美味い。
結局ねぎそば以上に食費に使ってしまった。
だんご類は好きです。

小学生時代の思い出に浸りつつ、会津市街へ戻る。
市内の交番に知り合いがいるので会いに行くことに。
外からみると明らかにいるんだけれども、入りづらい。
他の警察官さんいるし、やましいことは無くても怖い。
もうちょいフレンドリーに立ち寄りやすくならんもんか。

そんな状況を察して友人が出てきてくれた。
学生時代にバカやってた友人がチャカ持っている状況に笑いが込み上げてくる。
しかし話し方とかに貫禄が出ていて、途中から畏まってしまった。制服のせいだろうか。

一般人は知らないだけで、盗難は多いらしい。
それについて口酸っぱく注意を促された。貴重品は抱いて寝ろ。だそう。
バイクも盗難多いらしい。気を付けよう。
同級生が平和を守っている様子を垣間見て、俺も頑張ろうと思いました。
ソースカツ丼の店の道案内をしていただき、出発。
別れ際の敬礼している姿が様になっていた。

正直さっきの大内宿でお腹は満たされていたが、おすすめされたいとう食堂という店が気になったので食べに行ってみる。
友人曰く
「いとう食堂ってより、伊藤さんちでご飯食べている感じ」
気になる。

到着。

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観光客向けとかでなく地元民に愛されているような風貌。
入店して奥の間に通されて友人の言っていたことを理解する。

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たしかにいとう食堂というよりも伊藤さんちだ。これ。
親戚のおばちゃんの家のよう。
隣の部屋で親父さんがパソコンをいじりながらいらっしゃーいとフレンドリーにお出迎え。

ソースカツ丼を注文。
ほどなくして料理が出てくる。

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豚カツめっちゃ厚い。そしてめっちゃ柔らかい。かなり美味い。
こいつは名物ですわ。美味い。大満足。

厨房からおばさんが出てきて旅してるのー!?あらあらまあまあ!!みたいな流れで話が弾む。
滅茶苦茶フレンドリーだなこのお店。すごくいいお店でした。

鶴ヶ城を見に行く。
ここも小学生の修学旅行で訪れた。正直あまり記憶が無い。

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覚えてないなりに懐かしい気分に浸ったところで、雨が降ってきたので退散。
通路内を歩いていると叔父さんが追いかけてきて、君、あのカブに乗っていた人かいーなどと話しかけれられた。
どうやら旅人を支援して回っているライダーさんらしい。
全国健康ランドマップとお菓子の差し入れを頂いてしまった。
時にはお金が無い旅人の宿代を出してあげたり、関東に来たら持ち家を宿として無料で貸し出したりしているらしい。
場合によっては就職先の紹介も行っている様子。色んな人がいるんだな…
正直親切過ぎて警戒してしまったんですが、話してみると支援した人達からの手紙や写真を大事に持ち歩いていて、いい人でした。
ここまで人のために生きられるもんなのか。

雨が強くなりそうだったので、おじさんと別れ出発。

当初の予定では天気は明日まで持つ予定だったので、群馬の谷川岳に登ろうと思っていたが天候はどんどん悪化。
新潟市は雨が降らないという予報だったので、そちらに行って観光しながら天候回復を待ち、谷川岳に向かおうと思っていた。

しかし新潟の予報も雨に変わり、日も傾いてきた。
会津から新潟に向けて走っていたが、予定変更。
20キロ程戻ったところに福福亭という旅人向けの宿があるということだったので、電話し宿泊できるかを訪ねてみる。
突然の連絡にも関わらず快諾していただき、雨の中宿へ向かう。

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到着すると、犬がお出迎え。構ってとお手を繰り出す。かわいい。

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裏に回るとポニー、鶏、犬が。動物天国。
少し離れたところにて親を殺された小熊、罠にかかった小熊も保護しているらしい。

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通常はラーメン屋として営業しているが、2階を宿どして提供してくださっている様子。

シャワーを浴びて就寝しようとすると1階へ呼ばれる。

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鍋の準備がされていた。
他に2名、東京からの方と鹿児島からの方がいらっしゃったので、4人で鍋を囲みながら酒を飲むことに。
親父さんはジャズドラマーを志したこともあったようで、1階、2階共にステレオが設置されている。
keiko leeのライブDVDを見ながら、聴きながら飲む酒は格別でした。
親父さんからの熱い言葉を受け取り、就寝。
至れり尽くせりでありがたい。

谷川岳に登りたいが、明日は1日中雨。
もう一泊していけ!と親父さんに言われたので、お言葉に甘えることにする。
というわけで明日も福島におります。

本日の移動距離 172.6Km

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